遺憾ながら相手にする
2010年 03月 01日
戸坂 潤 『日本イデオロギー論』(岩波文庫青版) (改訂版)【再掲載】で学士様が引用している戸坂の言葉
青字の部分(45plusによる)は、まさにここに来てくださる皆様の気持ちではないかと。
吾々が良い批評家であるためには,例えば人物が問題ならば,前途有望な人物に限って批評の対象に取り上げるべきで,ヤクザな人物は特に意識的にネグレクトするだけの徳義を心得ていなくてはならない筈 だが,併し (しかし) このことにも一定の限度のあることで,どれ程クダラない人間でも,それが偶然的にか又は外部からの必然性によってか,一時にしろとにかく何か相当の社会的影響力を有つ (うつ) 危険性がある時には,愚劣であっても時には遺憾ながら相手にしなければならない.#赤字は学士様の記事
青字の部分(45plusによる)は、まさにここに来てくださる皆様の気持ちではないかと。
by 45plus
| 2010-03-01 23:59
| kaetzchen