学士様の監視


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学士様は民俗学にもお詳しい(らしい)

日本民俗学の話をしますと
中世の天皇家というのは当然荘園からの上がりでメシを食ってた訳なんだけど,副収入として免状商売もやっていたようです.

かつての「被差別部落」の人々が実はそうだったのですけど,宴会などに使う肉や武具に使う皮などは彼らが専門職人として天皇家に献上していたのです.反対に天皇家は彼らに専門職人としての「免状」を授け,それに天皇がサインすることで直接天皇と被差別民とが商取引をしていたということが中世史の発掘でだんだんと分かってきました.

逆に言うと,一般の農民や武士にとっては,自分たちをさしおいて天皇と直接取引するとはけしからん,やっつけてやれ,という「日本イデオロギー」がもやもやと出て来たてなことになるんですな.

詳しくは網野善彦さんの日本中世史の本を読んでから反論してね(笑) あたし,全部読んでるから.

# ちなみに,アキヒト氏と粉屋のお嬢様は千葉の「日本歴史民俗博物館」を見学しに行ったそうで.あそこが日本民俗学の大学院大学ってことを知ってる人は意外と少ないかも.
 さずが学士様、膨大な著作を全部読まれるとは驚くばかりです。でも学士様は目が悪いんじゃなかったでしたっけ。

網野善彦
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by 45plus | 2007-08-26 04:54 | kaetzchen